日本女性の雇用環境を改善しIT業界のジェンダーギャップを解消する
Message from CEO「なぜこのMissionなのか」
2020年、コロナですっかり変わってしまった世界で、事業の先行きが見えず不安な日々を過ごしていた時、「女性の自殺率が男性を上回っている」という衝撃的なニュースで私のベクトルが一気に変わりました。
日本は男女雇用機会均等法成立以降、もっというと女性参政権が認められて以降、女性の権利向上とともに就業人口は右肩あがりになってきました。それは、世界的にジェンダーギャップを解消しようという大きなうねりがある一方で、日本は少子化の煽りを先進国の中でもいち早くうけ、労働力として女性が働きにでなければ経済が先行かないという差し迫った状況にどんどんなっているからです。
世代が若くなるごとに共働きは前提化し、産む・働く・育てるという超ヘビータスクが人生の一時期に集中するという社会構造は深刻なゆがみとなって女性たちにのしかかってきました。そこでこのコロナです。
女性の失業率は男性の3倍となり、自殺率も上回ったというのは、女性を労働力として国がかりだした一方で、企業が非正規雇用という形で女性雇用のリスクをとらなかったことで起こった、このタイミングで明るみにでたといっていい事態だと思います。
でも、女性はこれから就業しなくてはいけない、という事実はかわらないのに、どうして雇用環境が悪いのか?これはもはやこの国が抱えている矛盾としかいいようがありません。
私は問題があったときに「おかしい」と声をあげるだけでは世界は変わらないと思います。
この大きな問題と矛盾に対して、何か解決策があるはずだと思いました。そして、パンデミックがもたらした変化の中には、希望がある変化もあるはずだとも思いました。
1つは、IT業界は成長を続けているのに、慢性的な人材不足だということです。
1つは、デジタル化が一層求められていることを国全体が自覚したことです。
1つは、リモートワークが急速に発達したことです。
1つは、オリンピックをきっかけに「ジェンダーギャップ」という社会課題が一気に日本のアジェンダに浮かび上がったことです。
もっと大きな流れでみてみれば、有史以来、ここまで急速に女性の権利向上が進んでいるのは歴史上はじめてなのです。女性参政権が世界で認められはじめてまだ約100年、男女雇用機会均等法にいたっては成立からまだ40年たらずです。それまで何百年何千年と、女性は古来からのジェンダーロールの中で生きてきたのです。
つまり、ジェンダーギャップは今までにないスピードで解消に向かっている、そのエスカレーターに私たちは乗っていると考えるべきです。
私たちは、エスカレーターがまるで動いていないかのように振る舞うのではなく、そのエスカレーターにたくさんの女性たちを乗せる存在になります。
ジェンダーギャップ解消の加速度を、女性の雇用環境を改善するという手段でさらにブーストする存在になります。
エスカレーターに乗りたいという意志のある女性が報われる社会を創る側にまわります。
女性がエンジニアになるというのは、今最もそれに近い手段であり、切符です。一人でも多くの女性がその切符を手に人生を変えられるように、Ms.Engineerのチームとして誠心誠意で挑んでいきます。
Ms.Engineer代表 やまざきひとみ
Vision (私たちが実現したい社会)
”Reskilling Revolution”は2018年からダボス会議(世界経済フォーラム年次総会)で3年連続で定義されている2030年までに世界10億人にリスキルを提供するイニシアチブを表したワードです。
私たちはリスキル(人材再教育)の力を通じて新時代のキャリア形成の再構築を目指し、経済再生の一手を担います。
Principle (私たちが大切にしたいこと)
ー強く、正しく、美しく。
私たちはプロとして徹底的にいい仕事をし、正しくあることを目指します。
▼詳細の一部をご紹介
女性のためのコーディングブートキャンプ Ms.Engineer(ミズエンジニア)
Ms.Engineerコンセプト
**“女性にエンジニアという新キャリアを”**をコンセプトに未経験から最短6ヶ月で即戦力となるソフトウェアエンジニアを育成する、女性のためのコーディングブートキャンプMs.Engineerを運営しています。
Message from CEO「なぜこのコンセプトなのか」
「女性にも男性と同じ国民としての 才能や知恵、道徳を与え、ともに助け合っていかなければならない。」
渋沢栄一は著書「論語と算盤」の中で、当時教育を受けるべきではないとされていた女性に対しての”女子教育の重要性”をとき、日本初の女子高等教育機関である日本女子大学を創立しました。
それから約100年、女性の就業人口が3,000万人となった現代で、コロナ渦で失業した多くは女性であり、雇用格差はより女性に重くのしかかっていることが浮き彫りになりました。
一方、日本のIT人材やテクノロジーは他国に遅れをとっていると言われ、常に人材不足が叫ばれているにも関わらず、エンジニアの女性比率は2割に満たないといわれています。
「女性にも日本のテクノロジーを成長させる知識を授け、ともに助け合っていかなければならない。」
令和版”女子教育”が新時代とたくさんの女性の未来を切り開くと信じてMs.Engineerをスタートします。
ブートキャンプの詳細はこちらをご覧ください。
**「大切な人たちの笑顔と健康なくして、いい仕事はできない」**という想いを根幹に、柔軟かつ効率的な働き方を重視しています。
週休3日制
休暇制度
フレックスタイム制
フルリモート勤務
ワーケーション手当
リスキル支援
メンバー同士のコミュニケーションを重視
フルタイム、業務委託、時短など多様性のある働き方が可能です。フルリモート勤務のため日本全国はもちろん、世界中から(時差があまりなければ)ご応募お待ちしています!
<aside> 💻 全ポジションにおいて、働くうえでこれらの要件を重要視しています